メンバーインタビュー Interview
年齢や経験にこだわらず、本人の「こんなことがやりたい」を尊重するとともに、納得いく結果を残せば、チャンスがどんどん広がるのが当社の企業カルチャー。そんな同社で働く社員達はどのように仕事に向き合い、何をやりがいに感じているのでしょうか。
入社以来、未知の現場に挑み、今では担当案件数がトップクラスの若手技術者と、技術者たちそれぞれの個性を生かす施工管理リーダーの声を通して、同社の「いま」をお届けします。
01,
Construction
Chief
Interview
新たな仕事を乗り越えるたび、自信が深まる
初めて味わった、
「地図に残る仕事」の喜び
入社前に当社の社長といろいろお話しした時、まず印象に残ったのは、仕事や人に対する考え方が柔軟で新しいことです。この業界は昔ながらのやり方に固執する会社もまだあるので、とても新鮮に感じました。また、幅広く新しい仕事に挑戦できるのも魅力。事実、入社から5年間で、実にさまざまな工事を経験しました。
なかでも真っ先に思い出すのは、水郷佐原水生植物園(現・水郷佐原あやめパーク)の再整備工事です。香取市民がよく訪れる憩いの場なので、完成したとき我が子に「あの工事はパパがやったんだ」と自慢したところ、「すごい!」と尊敬されたのが忘れられません。主に人の目に触れない管工事をしてきたので、初めての嬉しいエピソードでした。
さまざまな工事を通して
スキルを磨く
もうひとつ植物園が印象的だったのは、複数の工種を管理したことです。伐木から整地、園内の電気工事はもちろん、川沿いにあるため護岸工事も手がけ、展望台も基礎から造りました。工種が多いと施工計画も複雑で、また着工から完成まで段取りがすべて頭に入っていないと適確な管理ができません。それだけに私自身も一気にスキルアップできました。
現在は末広橋の老朽化による補修工事を担当しています。錆落としの塗装や橋台の補強など、橋もまた工種が多いので、植物園での経験が役立っています。管工事も農業用水に携わるなど幅広く、堤防の改良工事といった防災案件も豊富。「いろんな工事を経験して成長したい」という望みが、期待以上に叶えられました!
02,
Construction
Section chief
Interview
技術者集団を率いる視線は、どこまでも温かい
いざという時に、
抜群のチーム力を発揮
住み慣れた土地を守るのが私たちの仕事。それを実感したのは、入社後ほどなく起きた東日本大震災です。香取も市部は液状化がひどく、橋が落ち、水道も電気も止まるなど大きな被害を受けました。発生時、事務所にいた私たちはすぐに担当エリアをパトロールし、危ない場所を見つけては封鎖。翌日から始まった復旧工事ではあちこちを飛び回りました。
特に香取は水郷地帯ですから、農業用水が出ないと田んぼがつくれません。作業員と一緒に水田に入り、泥だらけになって破損した農水管を改修したことが今も記憶に鮮やかです。当社の施工管理者はそれぞれ個性的な自由人が多いのですが、同じ目標に向かうときの一体感や行動力は抜群です。作業員との信頼関係も厚く、このときの震災対応にも当社の底力が大いに発揮されました。
いい仕事をするために、
多様な意見を尊重する
仕事の取り組み方は違っても、目標は同じだから、逆に皆の意見を吸収したほうがいいモノができる。それが施工管理者を率いる工事課長としての私のポリシーです。現場代理人クラスが集まる工程会議はもちろん、機会をとらえては「どう思う?」と皆で話し合っています。香取の案件が中心の当社は遠方日帰りも出張もなく、朝夕、全員と顔を合わせるのでコミュニケーションが取りやすいのも強みです。
1日の幕開けはラジオ体操から始まり、続いて班ごとにKY活動や打ち合わせを行って現場へ。土木工事は時間通りに終わるので残業もほぼなく、それぞれオフタイムを楽しんでいるようです。私も以前熱中した蘭の栽培や山歩きといった趣味を、そろそろ再開しようかと考えています(笑)。